熟成のピークに達した樽を厳選して造られたシングルバレルの上位ブランド品。アーモンドや蜂蜜を想わせる複雑で豊かな味わいです。
【ワイルドターキーとは】
1855年にオースティン=ニコルズにより設立された蒸留所が起源です。1940年にワイルドターキーが発売されました。
以降、豊かな自然から生み出される良質な原材料を用い、厳格に守られる製造工程のもと造られるバーボンはマスターディスティラーラッセル親子の手により、誰もが認めるプレミアムバーボンとしての地位を確立させています。
【マスターディスティラー】
正統派のバーボン産みの親 ジミー=ラッセル・・・ワイルドターキーというよりバーボン業界の生きるレジェンド。
ワイルドターキー筋60年以上のキャリアをもつ。先代から禁酒法以前の昔ながらのバーボン造りの技術を学びその教えを頑なに守り続けている。ケンタッキーバーボン初代殿堂入りの一人。
誇りと魂の継承者、エディ=ラッセル・・・父であるジミーの薫陶を受けたマスターディスティラー。
ジミー同様単純労働の下働きからキャリアをスタートし、ワイルドターキーの全てを知り尽くす。その功績が認められケンタッキーバーボン殿堂入りを果たす。
【理想のバーボンをつくるための8つのこだわり】
《豊かな自然と良質な原材料》
①草原の地、ブルーグラス(ケンタッキー州では土壌が肥沃で良質の牧草ブルーグラスが分布しています。
そのおかげでバーボンの原料となるコーン、ライ麦、大麦を良質なものにしています。)
②こだわりの穀類を使用(原料の選別には最大限の注意が払われ、特にライ麦と遺伝子組換えを行っていない穀類にこだわっています。
コーンの水分含有率は14%未満ででんぷん質の豊かなものだけが使われます。
③自家製酵母は1940年から(1940年から使われている自家製酵母がワイルドターキーのユニークな風味と一貫性を生み出します。)
④マザーウォーター(蒸留所はケンタッキー川に面した崖の上にあり、その地下からライムストーン(石灰岩)の層で自然にろ過されたピュアな水を汲み上げています。
鉄やミネラルを含まないウイスキー造りに最適のマザーウォーターです。) 《厳格に守られる製造工程》
⑤秘伝のレシピ(仕込は秘伝のレシピによって行われ、ライ麦と大麦の比率が高く、他のバーボンに比べコーンの比率が低いのが特長です。
結果、風味豊かな味わいが生まれます。
⑥規定より低い度数での蒸留(法律が定める80%以下に対して、60~65%で蒸留し、風味を損なわない工夫をしています。)
⑦バレルチャー(熟成には最もこがしの強い4番アリゲーターの樽を使います。また樽材は乾燥塔ではなく自然のなかで乾燥させます。)
⑧最低でも6年の熟成(四季があり、温度差が大きいこの地で、熟成は最低でも6年と長い期間をかけます。)
【ワイルドターキーケンタッキースピリット】
●伝説のマスターディスティラー、ジミー・ラッセルによって選ばれたシングルバレルバーボン。
●熟成期間8年以上。
●バニラ、アーモンド、ハニーの層が織りなす古ボディテイスト。丸みのあるまろやかな味わい。